雑誌を購入しました。 | 09:57 |
このところ天気の変化が目まぐるしい!
そしていまいちすぐれなくて、今日も雨が降っている…これは太平洋にある台風と前線が干渉しているのが原因らしい…
出張の帰りに本屋に立ち寄った…
最近は蔵書が増えるのを危惧して、雑誌や書籍の購入をできるだけ押さえているのだが…まぁまだ若いがやがて来る「終活」含めての事も含まれる。
それでも、書籍や雑誌は本屋で手に取って見ると欲しくなるのでいけません!
そして今日も1冊を買ってしまった!
手にとって、ペラペラめくったら余計に買いたくなったという、これまたいつものパターンなんです。
その雑誌はこれ…
BRUTUS Casa 「茶の湯への道」
いやぁ〜買ってしまった理由が、別に石田ゆり子さんが表紙に載っていたことだけでは無いことにしておきたい…笑
こんな人と次客で茶会にご一緒できたら、緊張のあまりきっと・・・お点てをこぼすような、”粗相”をしてしまいそうになりそう!
人は失敗で成長するとは言われるが、稽古であっても茶会での失敗はホント赤面です。成長どころかトラウマになりかねません。
稽古でも緊張して、皆さん数々やらかすので、自分の番はホント緊張します。(他人がヤラかすのは見ていて面白い事も・・・笑)
私が知り合いの茶会に招かれた時にやらかしたのは、茶器の拝見の際、棗(お抹茶を入れる容器)をひっくり返して、「畳を緑に染めた時」です。
畳の色と鮮やかな抹茶の緑色がとても見事なコントラストで、ある意味・・・前衛的な芸術作品になります・・・苦笑
笑っている場合じゃあなくて、血の気が引きます。 瞬間に半東さんと目が合って二人が「あっ!」という雰囲気がなんとも気まずかったなぁ〜時代が時代ならたぶん切腹です。
抹茶はとても細かいので、普通には掃き取れません・・・細かな畳目に入ってしまいそこだけ緑色になってしまいます。
あわてて水拭きなどやらかせば、そこだけ畳目が染まって更なる大惨事に・・・
そういう時は、粗塩をこぼれた場所に撒いて塩に抹茶を絡ませて集めます・・・(ここで見事な最高級の抹茶塩が出来上がりです。ウマそ!)
このシーン! みんな想像しているのは次に出てくるのが、茶でなくて・・・「アツアツの天ぷら」だったらいいのになぁ〜っと絶対思ったに違いない!
ヤラかした当人はそれどころではないのだが・・・苦笑
さて・・・それでも畳目に入ってしまい取れない抹茶があって、最終的に出てきたのは「ダイソン」の掃除機でした。
ほんと綺麗になります・・・「ダイソン」すげーよおまえ!
思わず「こりゃ!畳表を弁償しないとアカン」と思った私の窮地を救ってくれました。
「詫びさびの世界観とダイソン・コードレスクリーナーの絶妙な関係」をここで初めて目にすることに・・・笑
席主の先生が発した「お運びさん!ダイソン持ってきて!」の掛け声も、「詫びもさびあったもんじゃぁね〜」と後から思い出し笑いが止まらんかった!
最近は、かしこまらないお茶会もあるみたいです。 このような特集が組まれて、茶道が身近になるのはとても良いと思っています。
難しく考えるよりも、やってみると意外に楽しいです。
私が席主だったら「鉱物を見ながらお茶を点てる茶会」とかやってみたいなぁ〜
ではでは・・・