Lime JuiceLimeの活動日記
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愛着の系譜 第2章「元素と人とのかかわり」 00:04
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    本格的梅雨の到来・・・
    最近になってようやく日本の梅雨らしい蒸し暑さが戻ってきました。

    これから梅雨前線にがかかる所では大雨になっている所もあって、災害になってしまうほどの大雨は避けたい所であります。

     

    鉱物採集の趣味を持っていると、目的の鉱物を得るためにその関連の情報を図書館などで漁る事があります。
    そうするとこの小さな日本でも、昔は多くの鉱山が開発されて、多種多様の鉱物資源が採れていたことを実際に知る事になります。

    今になってはそんな雰囲気も感じられないほど、全国にあった金属鉱山のほとんどが衰退して閉山や休山に追い込まれ・・・
    実際に「金属鉱山」で企業経営レベルで採掘を行っている所は、ホント数社あるかないかになってしまいました。

     

    採掘され目的の鉱石から分離したいモノは、その多くは有用な金属元素であり・・・そのほとんどがこの私たちの生活の為に使われています。
    この元素というモノ、もう当たり前すぎて身の回りにあるその存在さえ忘れてしまっているかもしれません。
    この豊かな生活を支える物の多くに元素から恩恵を受けている事さえも、実はあまり深く考えたりすることもありません。
    まぁそれほど身近に浸透しているという事なんだと思います。
    こういう些細な事、振り返る事で日々の生活や自らの思考が大きく変わるので私は出来るだけ感じ取るように
    日々を過ごすようにしています。

     

    夏の暑い日、自動販売機で飲み物を購入するシーンを考えてみよう。
    日常的にしているこのただ単純な行動でさえも、実は多くの元素と関わりながら生活していると思えれるようになるので不思議だ。

    こんな暑い日、DIYをやっていると、自然と汗が滴る・・・熱中症予防での水分補給をかねて、ぶらっと自転車で出かけて、
    近くの自動販売機までスポーツドリンクを買いに行く・・・そしてその場でゴクゴクとドリンクを飲むそのごく当たり前の事にさえにも、多くの元素と接しています。(汗にもNaやK・Mgなど、化合物として数々の元素が含まれています。)
    極端な言い方かもしれないが、私たちの体の中にでも元素を形成する化合物の一部が入り込んで、これらが生体を維持するために役に立っています。
    中には必須元素として色々な作用を示し、多量だと毒になるようなものまでが実は食物を通して生体に取り込まれています。
    それはホルモンの生合成に関与していたり、またスポーツ飲料に含まれるようなイオン化された物は神経伝達に関与していて、
    体がうまく動くようにするための必須元素となっている事も意外にも知られていません。

     

    話は脱線するが・・・
    人の体を形づくる元素の中では一番多いのは酸素で、質量比では61%を占める、
    次いで炭素23%、水素10%、窒素2.6%、カルシウム1.4%、リンが1.1%となっている
    これに硫黄、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウムを加えた11種類の元素で人間の体の約99.8%までが構成されています。
    そしてこれらの元素は「必須常用元素」と呼ばれています。

     

    残り0.2%に含まれる重要性
    以下の元素は特に生命維持や体の発達、正常な生理機能では必要不可欠になっているモノ
    しかし限度を超えるような摂取をすれば、毒にもなりかねないので注意が必要になってきます。

     

    ☆は特に必要とされる必須微量元素と呼ばれるモノ

     

    「微量元素(9種類)」と呼ばれる元素の存在
    ・鉄(Fe)☆
    ・フッ素(F)
    ・珪素(Si)
    ・亜鉛 (Zn)☆
    ・ルビジウム(Rb)
    ・ストロンチウム(Sr)
    ・鉛(Pb)
    ・マンガン(Mn)☆
    ・銅(Cu)☆

     

    「超微量元素(14種類)」
    ・アルミニウム(Al)
    ・カドニウム(Cd)
    ・スズ(Sn)
    ・バリウム(Ba)
    ・水銀(Hg)
    ・セレン(Se)☆
    ・ヨウ素(I)☆
    ・モリブデン(Mo)☆
    ・ニッケル(Ni)
    ・ホウ素(B)
    ・クロム(Cr)☆
    ・ヒ素(As)
    ・コバルト(Co)☆
    ・バナジウム(V)

     

    あまり聞いたこともないような多くの元素が体内に取り込まれているので不思議です。


    前記述の自動車や建材などに使用されている金属類は、私たち身の回りでも比較的多く使用されて、それに接しながら生活が成り立っている事はいまさらいう必要はないと思います。

    そんな元素でも最近は、レアメタルという希少元素に注目が集まっているんです。

     

    鉱物採集をやっていたり、石や宝石などの貴石を収集していると、おのずと貴金属と触れ合う機会が多くなります。
    私はやらないが、各地を回り自分で砂金堀りを楽しむ方もいると聞きます・・・
    採集した石を加工して指輪にしたりするときにも、リングは銀や金などの貴金属を使い作る事も少なくありませんよね・・・
    そんな貴金属類もざっくりとまとめれば、レアメタルに位置し、錆びたり腐蝕されないという性質を利用して、それは昔から硬貨に使用されたり宝飾品用途に用いられてきました。

     

    貴金属の定義の中には、腐蝕したり錆びたりしない事があげられます。

    「腐蝕しない=イオン化」しないその性質は、人が身に着ける装飾品としては絶対的なモノで、純度の高い貴金属であればあるほど金属アレルギーの恐れも無くなってきます。
    この金属アレルギーは人によっては重篤な症状を表す事があるので、肌が敏感な人や、過去にアレルギー症状が出た方は特に注意する必要があると言われている。

     

    最近は人工関節や歯のインプラントなど治療目的で、体内に金属を埋め込む施術をすることも多い、その場合も機械的強度を持ち合わせながら、体の中で溶けたり、二次的な反応をして人体に悪影響を及ぼすことが無いような物が数々開発されています。
    そこには一般的に目にするプラチナ・金・銀などの貴金属類とも違い、コバルト、バナジウムやタンタルと言ったそれは普通の日常生活を送っている状態では見る事も手に取って触れる事もないような特殊な元素で出来た金属材料が用いられている事は実はあまり知られていません。

     

    以前にはこんな記事を書いてみたことがあります。

    http://limejuice.jugem.jp/?day=20180804 「尊い鉱山の話し・・・」

     

    タンタルやコバルトはレアメタルでもあり、最近では最先端の産業を支えるレアメタルの一つです・・・

    ネットで調べれば色々と出てくるので、ここでの詳しい説明は割愛させて頂きます。

     

    今まではあまり人目に触れるような場所では使われていなかったこのようなレアメタル類が、最近では比較的身近なモノになって私たちの前に姿を見せるようになってきました。

     

    第3章ではそんな身近なレアメタルについて書こうかと思います。

     

    ではでは・・・

     

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