Lime JuiceLimeの活動日記
アウトドア・鉱物採集・鉱山探索・自然観察・廃墟・ガラクタ収集、その他なんでもあります。

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クセのあるヤツ 晶癖 10:19
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    梅雨だ!!ということで・・・雨が降れば採集はお休み・・・

    なに!? この採集に適した気温は・・・という日もありましたが、このところ気温も湿度も上がって日本の梅雨らしくなりました。

     

    まるで変温動物なみな温度感受性を持っているのか? 真夏の採集は避けたい・・・とにかく日本の暑さは苦手だけれど・・・それでも夏は好きです。

    でも暑くなったら基本採集はお休み・・・行くとしてもなるべく水際で楽しめれるような場所がうれしいです。

     

    なので・・・涼しく採集できるような

    渓流のポッドホールに手を突っ込んでの、トパーズや水晶のタンブル探しできる所なんかがあればどなたか誘ってください。

    おやつのスイカくらいは持っていきます・・・(笑)

     

    唐突ですが・・・クセのある人は面白い! 嫌味な言い方じゃなくて!こだわりや個性的な生き方している方は、ホント魅力たっぷりです。

    それは性別年齢に関係なく言えると思います。 

    幸か不幸か・・・私の周りにもそんな刺激的な人が沢山います。

    なので良くも悪くも影響を受けますが、大事なことは、流されてまねにならない事・・・他人から見てただの人マネしているだけになってしまうので注意が必要です。こういう人よくいます。 

    それではその人が持っている折角の個性が隠れてしまい、それ以上に残念な結果になってしまいます。 まぁ・・・あえて個性的になる必要もないんでいいのですが・・・

     

    先日も手作りでルアーや毛バリ(その方はフライと言ってました・・・)を自分で作っている方とお話しする機会がありました。

    訪問した自宅には、下から見れるようになったアクリルの浅い水槽が置かれていて、その下にカメラが取り付けてあって、いわば魚目線で自作したジグ(そう言うらしい?)を泳がせたりして確認できるようになっていました。

    水槽は少し勾配が設けてあり、流れが出る作りになっていたのも驚きでした。 水はオーバーフローして末端で下に落ちるのですが下の水槽から再び汲み上げられてエンドレスで流れが出る作りはちょっとしたオブジェのような感じがして、いつまでも見ていれました。

    ちょうどその時は、アラスカなどの雪解け水を再現する為に、水に絵の具で青白く着色して、製作したルアーが魚にどのように見えているか確認しているところでした。 まさにそこまでやるのか!!という感じです。

    私が携わったのは、絵の具を使って、ホワイトウォーターの水の色を再現することでした・・・バケツを借りて持っていった水彩絵の具を使って再現しました。

     

    ほんとただの趣味人なんですがそこまでヤルか!を地で行ってます。 さらに部屋の中には毛バリ用の「マテリアル」と呼ばれる色とりどりの鳥の羽(本物の死鳥した鳥の羽部分を骨ごと根元から切った物)が沢山あって、ウンダーカンマーの珍奇博物館さながらの風景にちょっと驚きと何とも言えない興味深さががありました。これは毛バリを巻くときに使う素材だそうです。

    私はルアーや毛バリよりも、そちらの方に興味を抱いてしまいました。

    その中には特別にガラスケースに収められている、まるで色とりどりの金糸や銀糸で刺繍されたの如くの、メタリックの色彩を放つ鳥の羽がありました。私の見立てではケツァールか何かだと思いますが・・・怖くてあえて聞きませんでした。

    とにかく方側の羽根だけで何十万円もの価値がある、エクアドル産の鳥の羽もあってもうとにかく興味が尽きませんでした。

     

    話の中、お茶を入れてくれた、その方の御嬢さんの耳にぶら下がっていたピアスも、小さなトラウトをかたどったその方の手作り品のルアーに、これまた驚いてしまいました。まるで本物の小魚がぶら下がっているようにしか見えなかったから・・・

    にっこり笑って言い放った・・・娘さん「お父さんは極端なこだわり癖がある」との一言が何ともほほえましく思えました。

     

    前置きはさておき、癖といえば結晶にも独特な癖があります。

    たとえ同じ結晶構造や結晶面を持っていても、その環境での異方性によって晶癖の異なった結晶が生成成長することがあります。

    晶相が異なる事は別として、それは生まれてきた場所の記憶であり、その複雑な産状を示す履歴のようなものであるのかもしれません。

     

    トパーズ一つにとっても、マクロで見た産地は一緒であっても、ミクロで見た場合のできたガマの場所、一つ向こうに山を越えるだけで採集できる物が変わったりします。

     

    これは・・・中津川周辺で採取したトパーズの一部 個性的な結晶から・・・

    細身で条線がはっきりした物、ずんぐりして透明度がとても高い物、蝕像が強い物など

    これでも結晶は斜方晶形なんです。

    同じ斜方晶形でも頭が出来ていない物もあったりと、この子がどういう環境に育ったのかその個性がどう出るのかが、

    この鉱物採集の面白い所だと思います。

     

    これでも立派な斜方晶形の結晶です。大きいとなかなか透明度が出ませんね!

    条線が判り易く、夕日にかざして写真を撮影しました。

    ここまで来ると結晶の晶癖がよくわかります。 

    この自由度が高い結晶が育った環境は、熱水中の中に浮かぶように成長していたでしょう!

     

    鉱物の晶癖は鉱物の個性です。 これまた、そんな変わり物を見て採集者は一喜一憂するわけです。 

    物や情報があふれる中、どうしてもはやりのトレンドに流されやすくなります。 採ってきたいろんな形状の結晶を見て、今一歩立ち止まり自分自身の癖を際立たせることから始まるのかも?と思う今日この頃です。 

    私も少しでも個性ある人を目指したいと日々思っています。

     

    ではでは・・・

     

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