Lime JuiceLimeの活動日記
アウトドア・鉱物採集・鉱山探索・自然観察・廃墟・ガラクタ収集、その他なんでもあります。

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秋の実り・・・サルナシ 21:16
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    週替わりに雨がやってくる、雨が休日にあたると、次の休日もまた雨にたたられる事があるこの季節

    それを繰り返すごとに秋が深まって、植物たちは紅葉を始めます。

     

    私の住まいの周辺でも、最近は稲作を行う所が減り、ある日突然・・・まだ夏草が生い茂る田んぼにダンプカーで土砂が入れられて、1か月もしないうちに、建売住宅が完成している事がよくあります。

    秋は実りの季節なのだが・・・もうそこには、季節感を感じる、こうべを垂れた黄金色の稲穂も見る事もなく、年中緑のままの常緑樹が植えられた住宅が建つ今日この頃である。 何となく季節感が失われてゆくようでちょっとさびしい思いがします・・・

     

    山の入った息子が採ってきた秋の味覚・・・それはウニ(林道に落ちている山栗を私はそう呼んでいる)でもなく、高級な松茸でもない・・・

    蔓についたまま、完熟を待っているといつの間にか、ちょうど食べごろに先客にやられてしまう・・・なのでちょっと早めにもいでおいて、冷蔵庫でリンゴなど・・・俗にいう完熟ホルモンと言われるエチレンガスがよく出る果物と一緒にビニールの袋に入れておくことで、人間が味わうことができるのである。

     

    そいつは「サルナシ」・・・林道わきの日当たりのいい高い枝にまとわりつくように実っているので、「高枝取りバサミ」などが欲しいところなのだが、実をつけているものに遭遇するのはなかなか難しい・・・・そして、そういう道具を持っていない時に限って、高さ4mくらいの、これまた何とも悩ましい距離で遭遇することが多くて・・・その味を堪能できる機会は人間にとってまれであります。 でもあるところに行けば沢山あるらしい?

    IMGA0206.JPG

    サルナシはマタタビ科の植物なので、枝葉からはマタタビラクトンという物質が出ていて、まさに猫にマタタビ状態を、その空間に作り出すことが可能だそうです。

    ある農家さんが、旺盛に生育した食用のキウイの蔓を刈って、庭先に積んでおいたら近所の猫が、昼間っから庭先で酩酊状態で寝っ転がる事態が発生したという話を聞いたことがあります。

    マタタビ恐るべしなのだ・・・興味があれば、ネットで「キウイ マタタビ科 猫」で検索かけて頂ければ面白いページを見る事が出来るのでおためしあれ・・・・

    なのでサルナシはキウイの原種とも言われているので、たぶんこの枝葉にも猫を酔っぱらわせる同じ効果を秘めているかもしれない。

    IMGA0208.JPG

    時期や場所によっては、もう少し大きなものがあるが大体このサイズ・・・断面はまさにミニキウイ

    熟したのを山取りするのが一番おいしいのですが、たまに「虫えい=虫コブ」(※えいは難読語)があるので嫌です。

    実際に虫が入っている場合と、虫が出すホルモンでコブだけになっているものもありますが、口にするには気持ち悪い思いをするので、まだ青いものを取ってきて、リンゴを使って追熟させる方が無難と思います。

    でも本家・・・「マタタビ酒」などは、わざわざ「虫えい果」を使ってあの苦いお酒を造るので、なにか薬用効果があるのもが含めれているということなのでしょう。

     

    これは追熟しすぎましたが、小さいながらに糖度が上がっていて、キウイさながらの味がしました。

    もうすぐシーズン終わってしまうの早く山へ向かいましょう!

     

    ではでは・・・

     

    | 自然観察 | comments(8) | - | posted by Lime (ライム)
    Comment








    お久しぶりです

    サルナシ・・なかなかお目にかかれない、探しに行って見つかるものでもないし

    偶然見つけたのは、根尾 黒津谷と温見の谷の2回だけです

    味は、本当にキウイそっくりですね

    ありがとうございました

    追伸
    足も弱くなって、今は夏草も多いし、急斜面の仙翁は春に行ったので、車で近づけそうな旧鉱がある戸坂に行ってみるつもりです。上がれるようなら中山の大切跡も探索するつもりです
    posted by bandlover | 2017/09/28 8:28 AM |
    サルナシにはムネモンヤツボシカミキリという、とても綺麗なカミキリが付きます。私はカミキリ全体でも特に美しい種だと思いますし10指に入る大好きな種です。
    実は、この種を得るためにサルナシを求めて初夏に近く?のスキー場に入り、最近整地したと思われる場所で石英片を拾い、「〇〇スキー場 水晶」と検索したのがLimeさんのブログを見つけたきっかけです。
    なので、まさかのサルナシネタに驚いていますw身は美味しく頂いて、枯れてもこれまた美しいカミキリが採れる。虫屋には二度美味しい植物です。
    posted by 黄色いゲッコー | 2017/09/28 11:29 PM |
    bandlover様

    かなりお久しぶりです・・・先日の採集の時にMORIさんから、bandloverさんは、どうされたんだろう?というお話を受けたばかりでした。 なんか以心伝心しましたね(笑)

    これからは夏草もだんだん少なくなりますが、まだダニがいますので気を付けてくださいね・・・

    ではでは・・・
    posted by Lime | 2017/09/29 8:42 AM |
    黄色いゲッコー様

    ムネモンは一度だけ見たことがあります・・・その時は、結構山奥の廃村で放棄されたキウイ棚の葉っぱについていましたよ・・・ きれいですね! でも・・・私は詳しくないので、サルナシに付くというような話は初めて聞きましたので、とても勉強になりました。

    子供のころにルシボシカミキリは捕まえたことがありましたが、死んでしまうとあの鮮やかな色が無くなってしまい、ショックを受けたことがあります。
    ムネモンは死んでも色落ち?しないんでしょうか?

    >この種を得るためにサルナシを求めて初夏に近く?のスキー場に入り、最近整地したと思われる場所で石英片を拾い、「〇〇スキー場 水晶」と検索したのがLimeさんのブログを見つけたきっかけです。

    おぉ〜かなり久しぶりにゾクッとしましたね・・・私のブログにたどり着いていただけるに・・・なかなか、感慨深いエピソードをありがとうございます。 
    私の好きな・・・出会いは「偶然・必然・運命」の因果列系の話に結びつくようなエピソードにとても感動いたしました。

    では今後とも宜しくお願いいたします。

    ではでは・・・



    posted by Lime | 2017/09/29 9:15 AM |
    ムネヤツをムネヤツと認識して観察されてるって。。。Limeさん甲虫屋さんでしたっけ?蝶屋さんでも綺麗なカミキリがいたよ程度ですよ。。。
    しかもキウイでとは。サルナシに付きますので当然キウイに付くのも容易に想像出来ますし、自分もその筋で考えた事はありますが、実際にキウイで報告された例を私は知りません。
    色の感じ方は人それぞれで難しい所ですが、ムネヤツに限らず昆虫は死ぬとどうしても色は落ちて、行きていた時のあの瑞々しい色合いは戻りません。それでも、比較的色は綺麗に残る方です。
    恐らく、ルリボシについては油が出てしまった物と思われます。ウチにもまっくろくろすけのルリボシがいます。これはアセトン等の有機溶剤に着けてやると色が戻ります、
    ただ、日光等による色褪せだとすると、こればかりはどうしようもありませんので採集時の記憶を呼び起こすしかありません。
    posted by 黄色いゲッコー | 2017/09/29 10:03 PM |
    黄色いゲッコー様

    いつもコメントありがとうございます。
    私はムネモンと読んでましたが・・・虫屋さんはムネヤツと略されるんですね・・・知らなかったです。

    でも初めて見た時は、綺麗なサシガメかと思ってちょっと手を引きました・・・
    改めて家に帰って図鑑で調べて知ったという後日談があるんです。

    >実際にキウイで報告された例を私は知りません。
    この場所は、山奥でしかも結構大きなキウイの棚があって、熟して落ちた果実にはカナブンも来ていた覚えがあります。

    >ルリボシについては油が出てしまった物と思われます。ウチにもまっくろくろすけのルリボシがいます。これはアセトン等の有機溶剤に着けてやると色が戻ります、

    さすがに・・・そんなマニアックな事はさすがに知りませんでしたね・・・(汗)

    子どもの頃、近くにイチジクの木があって、ゴマダラカミキリはよく見ましたが、初めてミヤマカミキリを捕まえた時は、飛び上がるくらい感動した覚えがあります。 決して鮮やかではありませんが、ビロード状の光沢が渋くて好きでしたね・・・

    鉱物もいいけど虫もいいねぇ〜

    ではでは・・・
    posted by Lime | 2017/10/01 11:40 PM |
    サルなしですか、どうもこれだけはお目にかかったことが無いんですよね〜。
    マタタビはよく見るので実をとってマタタビ酒を作ったことが有りますが、ちょっと苦くて口に合いませんでした。(^_^;)
    まあ、

    庭にキウィが植えてありますが特に猫が好むというほどでもないんですが、以前マタタビを鉢植えにしたときは速攻で猫にむしり取られてしまいました、やはりマタタビの威力は絶大ですね。
    posted by 大阪屋 | 2017/10/04 9:43 AM |
    大阪屋様

    サルナシは、私も山でなっているのを見るのはほんと稀ですよね・・・これはよく見つけたなぁと思いました。

    なんか・・・時期が悪いのか、結実してないのか、旺盛に繁殖する生体は見る事があるのですが、時期になってこの場所に行っても実のなっている様子がないものが多いですね・・・

    実は、「キウイには雌雄の株2株」が必要なので、ひょっとするとサルナシにも雄株と雌株があるのかもしれなくて、受粉していない可能性があるかも?と勝手に想像しています。

    そうですか!! 猫にはキウイはさほど効き目がないのですね・・・成分が薄いのでしょうか?
    でもさすがに天下のマタタビの効果絶大ですね!

    「また旅に出られるほど・・・精が付く」と言われ、山小屋で飲まされたことがありましたが、ほんと苦いので・・・まさに苦い思いをしたことがありますよ・・・ホント苦いんだから・・・「良薬は口に苦し」と言い放って、ニヤニヤ笑う山小屋の主人の顔が今でも思い出されます。

    大阪屋様も色々な事やってますね・・・(笑)

    ではでは・・・
    posted by Lime | 2017/10/04 10:48 PM |
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