Lime JuiceLimeの活動日記
アウトドア・鉱物採集・鉱山探索・自然観察・廃墟・ガラクタ収集、その他なんでもあります。

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ボトルディギングは面白い 22:24
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    いやぁ〜ほんとに暖かくなりましたね

    先日は首都圏方面では、移動した低気圧の影響で雪が降りましたが、桜のつぼみも一瞬たじろいだと思います。

    でもこの暖かさで、各地から桜の満開情報も聞こえてきそうですね。

     

    古い鉱山を探索すると、住居跡の場所などから古い瓶が出てくる事があります。

    私たちはあまり持ち帰る事はありませんでしたが、鉱物採集でよく同行してくれるmoriさんが、いつも「おいしそう」にお持ち帰りするのをみて何となく興味が湧いてきた今日この頃です。

     

    昔の生活の跡・・・俗に言う、昔の粗大ごみ捨て場を掘り返して、古い瓶をゲットする事をボトルディギングと言うらしいです。

    あと・・・どういう意味か知りませんが、そのゴミ捨て場をマニアの方は「ハケ」と呼び、熟練者になると各地のハケを探しに遠征するという。

    一度、ハケを発見すると、その中から大小の瓶がザクザク出てくるという話だ・・・今回はそんな経験をさせてもらえた。

     

    鉱物採集の時もそうですが、相変わらずの研究熱心なmoriさん、近場のハケを見つけてボトルディギングに誘っていただいたので、今回喜んで参加をさせて頂きました。

    IMGA0576.JPG

    私が掘った場所からいきなり出た、「眼薬の瓶」と言われるの青い瓶(中央部の小さな物)

    上の物は真空管と、緑のガラス製の水薬瓶

    何となく、鉱山のズリでの採集に近い感じに・・・何が出るかわからないのでかなりワクワクする

    IMGA0577.JPG

    ガラスをブルーにするには、酸化コバルトを使うと本で読んだ事があります。

    でも人体にちょっと良くないので、最近ではあまり使われなくなっています。磁器に使う絵付け用の釉薬の「呉須」もコバルトの一種です。

    IMGA0578.JPG

    まぁ、掘ればどれだけでも出てきますが、moriさん曰く・・・やはり人気がある物や、希少価値のあるものはなかなか出ません。

    IMGA0579.JPG

    とにかく色々と出てくるので、その場で確認しようと思っても、私の持っている知識では追いつきません。

    moriさんに聞くと、「あっこれは珍しい・・・インク瓶ですよ・・・」とか教えてくれるので凄いです。鉱物採集の時とは、全く立場が完全に逆転している事に気づいて、なんか自分の中でも面白くて顔がニヤついてきた瞬間です。

    moriさんはこの後、用事があるという事なので、早々に撤収の準備に取り掛かりました。

    新聞紙を頂き丁寧に梱包しました。 2時間程度でも十分満喫できたボトルディギングにほんとに感動です。

     

    家に持ち帰って泥を落とします。

    今の瓶と違い、気泡が入っていたり複雑なエンボス加工がされていたり、形も丸や四角でなく多角形の瓶など現在の市場では中々見る事が出来ない物が多かったので、とても興味深く観察している。

    IMGP1538.JPG

    透明な物もあるが、私はあえて色が着いた物を選んで持ち帰ってきました。

    IMGP1539.JPG

    蓋をはめるネジ部分も、近年の物は「多条ネジ」であるが、「1条ネジ」である所もまた珍しい・・・技術的に揺籃期なのかもしれない

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    乳白色の3個、これは瓶の裏のトレードマークから当時の化粧品の瓶と思われるが、まるでファイヤーキングを彷彿とするような「ミルクガラス」を使った物 左から3個目は、微妙にピンクに色付いていて何とも言えない優しい表情があり、お気に入りの一つになりそうです。 

    もう随分と前になりますが、会社の研究でガラスの事を勉強していたころに「このような乳白色のガラスは、高熱処理をするためガラス加熱炉に使う電気代が安かった時の代物」といった海外の文献を読んだ事があります。

    現在で製造しようとすればコスト競争で負けてしまうので、私の中では貴重な瓶です。

    IMGP1542.JPG

    上の写真「インク瓶」と言われるものらしいです・・・(mori先生から・・・)

    これは洗う前にキャップが付いていて、中にまだブルーのインクが残っていました。 太陽の透過した収斂光の具合を出すために水を入れて撮影しています。傷があると思ったら気泡の量がすごいです。

     

    収斂光(しゅうれんこう)=水が入った瓶を介して、瓶が凸レンズの役割をして太陽光が屈折して一か所に集まる事。 窓際に置いた水の入ったガラス製の金魚鉢や、ペットボトルで太陽光が集光されて火事になる事があり、これを収斂火災とよばれる・・・日が低くなる冬の窓際、特に部屋の日当たりのいい南側で起こる特異火災の一種

    IMGP1543.JPG

    何の瓶だか知りませんが、いい色してますね! これも水を入れて撮影しています。

    IMGP1545.JPG

    今回の拾った瓶・・・光の透過が素晴らしいです。

     

    鉱物採集とは違う楽しい宝探し気分を味わえました。 短い時間でしたが楽しいひと時をありがとうございました。

    貴重な場所を教えて頂きまたmoriさんには感謝です。 また連れてってください。

     

    ではでは・・・

     

    | アンティーク | comments(2) | - | posted by Lime (ライム)
    Comment








    私もまだ全然知識がなくて、聞かれても曖昧な返事しかできなくてすみませんm(_ _)m
    Limeさんこちらにもはまりそうですね!趣味が多すぎて寝る時間がなくなりそう笑
    posted by mori | 2018/03/27 1:36 PM |
    mori様

    いろいろとありがとうございました。
    国内では古い瓶の事がきちんと整理されていないので、しょうがないですが、私より全然知っていると思います。
    >Limeさんこちらにもはまりそうですね!
    場所を探すことや、現地での採集作業が鉱物採集に似た所があって面白いです。
    当時の様子も知る事ができるので、私の好きな地域の歴史や民俗学に通じるものもありそうでちょっとはまりそうです。

    ほんとです!昨日も夜遅くまで地図に釘ずけになってました・・・
    (笑)
    ではでは・・・
    posted by Lime | 2018/03/27 10:25 PM |
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