ボトルディギング 2回目 | 10:31 |
日中は気温が上がりますが、夜や朝方はまだまだ肌寒く感じます。
先日moriさんが見つけた場所にボトルディギングに連れてってもらいました。
その時は息子が友人たちとのキャンプで行けなかったので、息子がどうしても場所を見てみたいとのことで、同じハケに訪問しました。
ちょっと掘らせてもらい、たまたま場所が良かったせいか、珍しいボトルがいくつか採集できました。
私は化粧品のミルクガラスが気に入って、乳白色の物を集めてきました。
息子は色つきの古い物を選択・・・今回は1か所からインク瓶を含めてこれだけ集めることができました。
もう古い物になると、口がネジでなくキャップ式の物になってきます。
「神薬と目薬瓶」も同じところから出ました。
鉱物採集に例えるなら、ガマが開いたような感じ・・・息子はいつものように出てくるものから規則性があることを発見していましたね・・・
しかし・・・この趣味はちょっとした危険性があることも判明したのでちょっと書いておきます・・・実は今回、金属製の注射針が沢山出てきたんです。
あと、一升瓶が割れたものがあったりと・・・
水を差すような事になってしまうのですが、今回ハケでの採集を行った状況で、ちょっと気を付けた方がいいことも判りましたので、この場を借りて書いておきます。
まぁ注射針が出てきたことで、これは言わなくても判ると思いますが・・・
もしこのような場所で、泥に汚れたガラス片で指を切るような事があれば、「破傷風」に感染する危険性が高い場所だという事が判りました。 破傷風菌は世界中どこの国の土壌にもいますが、特に動物の糞に汚染された場所では感染率が上がるという報告もあるのでその危険性が高くなります。
実は破傷風の一番の感染源は「泥いじり中にちょっとした怪我」をすることなので、案外身近な危険性であるかもしれません。
破傷風菌は土壌に広く分布しますが、そのような泥が付いたガラス片で傷を負うと、傷口の奥に菌が入りやすくなります。
その場合普通に擦り傷をするよりも、罹患率がとても高くなります。
破傷風に関する情報は、ネットにあふれていますのであえてここには書きませんが、一度危険性だけは見ておいた方がいいかもしれません。
もし傷を負った時の為にも、いざという時のために水道水をペットボトルに入れて持っていった方がいいかもしれませんね。
そしていざとなれば、血清もあるので病院に早めにかかったほうがいいです。
あと、古釘の踏み抜きや、割れた瓶で足首などをひっ掛けて切ったりしないようにするためにも、丈夫な靴やハイカットの靴を履いた方がいいかもしれませんね・・・また手袋も丈夫な皮手袋やケブラー繊維の入った、耐切創に優れた丈夫な物を付けるようにしてください。 採集してきたガラス瓶は長年の風化で割れやすくなっている物もあれば、小さなカケがあることもあります。 このような場合、洗っている時に指も切る危険性もあるという事を思いながら作業したほうがいいかもしれませんね・・・
こういう事は表立って見えてこないですが、皆さん同じ趣味のかけがえのない仲間です。 負傷するような事があると心が痛みます。 鉱物採集でも無理して怪我をすれば楽しくありません。
登山もそうですが「まずは安全と装備から」の心構えで充実した趣味をエンジョイしてくださいね・・・
ではでは・・・・