我が家の多肉植物 コラロカルプス・グロメルリフロルス | 14:23 |
暑くて鉱物採集はお休み・・・
屋外での活動は、身の危険を感じるレベルの気温です。
こんな日差しにも負けずと美しい葉を広げている、夏型の多肉植物
この時期ならではの元気のいい姿を紹介します。
先日、同じ場所で撮影したオペルクリカリア・パキプスとデカリーの写真 同じ縁台で撮影していますので、サイズ感を想像してください。
以前のブログで紹介した、「コミフォラ・ソマリアルエイル」
ソマリア地方の年間の降水量が150mm以下の極乾燥地帯に生育する植物と紹介しました。
この地方にはまだまだ不思議な植物たちが暮らしています。
日射が強く、水が少ないのでそんな場所でも生きれるように独特な進化を遂げた珍しい植物が多い場所でもあります。
このコラロカルプスもその一つ・・・この風貌からはウリ科の特徴を探す方が無理なくらい、独特な姿をしています。
幹の色も人の肌色に近く、縦に刻まれたひび割れのようなシワがとても特徴的なので初めて見てもとても印象に残る姿をしています。
そんな特徴的な幹からは想像できないような、濃い緑色をした「キドニーシェイプ」な葉が枝先に沢山展開してきたら、この子は元気がいい証拠です。 葉が展開してから直射日光に当てると葉焼けしてしまうので、芽が動き出すようになったら、できるだけ毎日直射日光を当てると、元気のいい濃い緑色をした葉を夏の間長く楽しめることができます。
これはもう何年も前にベアルートで入手した物、今ではこのような大きなものはとても入手が難しくなっています。
成長速度もとても遅いですが、水やりを控えめにして管理すると、国内には他の植物には見られないとても特徴的な一鉢に育てる事が出来ます。
しかし反面、葉が展開しだすと意外と水を欲しがります・・・用土は乾燥気味の物を選択して、数時間で乾燥してしまうくらいの物を選ぶといいでしょう。 またウリ科の植物は全般的に肥料を吸収する力が強いので与えすぎは樹形を崩すことになるので要注意です。
水やりは、このような猛暑の時は、夕方たっぷり上から灌水して、ツルが勢いよく伸び始めたら水やりを制限するといった感じに管理するといいでしょう? 前のコミフォラと同じように、猛烈な暑さと日差しにはめっぽう強いですが、湿度には弱いので、風に当てることはとても大切です。
しかし日照不足は寒さへの耐性が低くなるので、これから数か月先の冬に向けても、しっかり光合成させてあげてください。
ではどこかで見かけたら、お財布の中身と相談しながら、自らのコレクションに加えてあげてください。
ではでは・・・