京都島津製作所製 アンティークの天秤 修理 | 13:19 |
秋から冬への変わり目・・・
週末は天気がすぐれなく、なぜか雨ばかり・・・天気の変化ごとに冬の足音が聞こえます。
これからが鉱物採集のシーズン突入なのに・・・週末の日曜日はなぜか雨ばかりです。
鉱物関係でブログを更新するネタも無く、古道具屋で購入したアンティークの精密天秤を修理する事にしました。
会社の研究室でも使われている「秤=はかり」、汎用の物と精密の物と分かれます。
精密天秤は周囲を、風防で囲われていて、サンプルを載せるときはガラスの引違い扉を開けて測ります。
小数点以下5桁や6桁などを測れますが、ちょっとした風の影響も受けやすので扱いは丁寧にしなければなりません。
それでもデジタルなので、分銅合わせも無く数値が出るのがいいです。
半年ほど前、京都の古道具屋で購入したアンティークの精密天秤です。
引き取って来た時から、分銅は紛失しているとの事で、かなりの格安で売って頂けました。
周囲を覆っている、木製の風防の塗装面は、薬品などで劣化していたので一旦全部ばらばらにして、研磨して組み立てました。
メーカーはかの有名な「島津製作所製」・・・
小型の物はたまに出回っていますが、メーカー名と大きさにほれ込んで購入しました。
当時の精密天秤は、製薬メーカーや大学などの研究室などで使われていましたが、状態がいい物が少ないのが現状です。
とにかく分解が非常に難しく、マイナスの大きな木ネジは、取り外す時に頭をナメそうでヒヤヒヤでした。
天秤本体は真鍮製で重厚な作り、下の黒い部分はひずみの少ない黒ガラスを使っています。
木製の風防は、ばらばらにしてペーパーがけ・・・ガラス部分は取り外しができないのでマスキングしました。
オイルステインで塗装してから、ウレタン塗装の上塗りを施しました。(画像はと塗料を乾燥中です)
この様に全面は上下にスライド、側面は外開きの扉になってます。
まずは風防を組み立てますが、2〜3回も手順を間違えて組み直しを余儀なくされて、イライラしました。
天秤の支柱を取り付けているところです。
細かいネジや部品が多くて、「あれっ!!」と思うような箇所があります。
組立手順を確認しながら、慎重に作業しないと間違えてしまいます
天秤皿も磨きなおして取り付けます。
真鍮製の部品が多いので、スチームパンクっぽくいい雰囲気になりました。
今巷で流行っている「理科的な部屋」にぴったりのアイテムです。
実際に使うためでなく、あくまでもインテリアという事で・・・
ではでは・・・・
週末は天気がすぐれなく、なぜか雨ばかり・・・天気の変化ごとに冬の足音が聞こえます。
これからが鉱物採集のシーズン突入なのに・・・週末の日曜日はなぜか雨ばかりです。
鉱物関係でブログを更新するネタも無く、古道具屋で購入したアンティークの精密天秤を修理する事にしました。
会社の研究室でも使われている「秤=はかり」、汎用の物と精密の物と分かれます。
精密天秤は周囲を、風防で囲われていて、サンプルを載せるときはガラスの引違い扉を開けて測ります。
小数点以下5桁や6桁などを測れますが、ちょっとした風の影響も受けやすので扱いは丁寧にしなければなりません。
それでもデジタルなので、分銅合わせも無く数値が出るのがいいです。
半年ほど前、京都の古道具屋で購入したアンティークの精密天秤です。
引き取って来た時から、分銅は紛失しているとの事で、かなりの格安で売って頂けました。
周囲を覆っている、木製の風防の塗装面は、薬品などで劣化していたので一旦全部ばらばらにして、研磨して組み立てました。
メーカーはかの有名な「島津製作所製」・・・
小型の物はたまに出回っていますが、メーカー名と大きさにほれ込んで購入しました。
当時の精密天秤は、製薬メーカーや大学などの研究室などで使われていましたが、状態がいい物が少ないのが現状です。
とにかく分解が非常に難しく、マイナスの大きな木ネジは、取り外す時に頭をナメそうでヒヤヒヤでした。
天秤本体は真鍮製で重厚な作り、下の黒い部分はひずみの少ない黒ガラスを使っています。
木製の風防は、ばらばらにしてペーパーがけ・・・ガラス部分は取り外しができないのでマスキングしました。
オイルステインで塗装してから、ウレタン塗装の上塗りを施しました。(画像はと塗料を乾燥中です)
この様に全面は上下にスライド、側面は外開きの扉になってます。
まずは風防を組み立てますが、2〜3回も手順を間違えて組み直しを余儀なくされて、イライラしました。
天秤の支柱を取り付けているところです。
細かいネジや部品が多くて、「あれっ!!」と思うような箇所があります。
組立手順を確認しながら、慎重に作業しないと間違えてしまいます
天秤皿も磨きなおして取り付けます。
真鍮製の部品が多いので、スチームパンクっぽくいい雰囲気になりました。
今巷で流行っている「理科的な部屋」にぴったりのアイテムです。
実際に使うためでなく、あくまでもインテリアという事で・・・
ではでは・・・・