東山植物園(東山動植物園) | 22:18 |
最近蒸し暑日が続きます。
今日は雨が降り出す前に、改装中の名古屋の東山植物園に行ってきました。
東山植物園は「東山動植物園」内にある植物園です。 見事な温室がありますが、現在は改装中で正面にあるドームは鉄骨だけでした。
この植物園は物凄く歴史が古く昭和12年にさかのぼります。 戦時中には、幸いにも名古屋の大空襲にも耐え抜き今に至ります。
平成になってからは重要文化財に指定され・・・・特徴的な形の前館は現在改装され平成32年に再オープンされる予定だそうです。
昭和12年にオープンした当時の貴重な写真です。 かつてはボイラー用の煙突も立っていました。
中心にある建物が改装中の前館部分です。 今は鉄骨の骨組みだけです。
魅力的なのは、マニアの方にとっても、珍しい植物が沢山収蔵されている事です。 中南米温室内はサボテン類が展示され、亜熱帯から熱帯温室には、まるで熱帯雨林に行ったような雰囲気に浸れます。
直径60cmはあると思われるサボテン(金シャチ) 名古屋だから金シャチ?
どうなると・・・このプラスチックの様な凄い棘が出来るのか、ほんと不思議です。
頭のてっぺんには花が咲いた後の種が付いてました。 中心の白い部分はフワフワの綿毛におおわれています。 よく見ると周囲にも小さな株が沢山ありました。 これ30年以上は経っていると思われます。
メキシコ温室です。 ばかでかいアガベがお出迎えしてくれます。
お酒のテキーラを作る「Agave Tequilana Weber, Blue」アガベ・テキラーナ・ウェーバー・ブルーもありました。
日本名でリュウゼツラン(竜舌蘭)と言えばおなじみかもしれません。
実はうちの会社にも誰が植えたか解らない竜舌蘭があります。 花壇にある竜舌蘭もなかなか味があります。
ここからは熱帯の植物温室です。 でかいコウモリラン(ビカクシダ)がお出迎え
貯水葉が魅力的です。
そうそう!!ここには・・・これがあるんです。 例のデカイ実はありませんでしたが、ここで結実した事はあるのかは不明です。
とにかくこの繁殖力・・・凄いです。 もし家に温室があったら欲しいです。
学校の科学クラブの授業でも使った「アルソミトラの種」です。
食虫植物もありました・・・上の写真 たしか?「ネペンテス・ベントコリーサ」だったと思います。
これは別種ですが・・・名札見るの忘れました。f(^_^;)
それにしても・・・大きいです。
最近、人気のエプランツですが・・・凄いです。
さりげなく置いてありましたが、見事なサヤ(蘭の実)を付けてました。 見れて感動した植物の一つです。
さてなんだか解りますか・・・・・アイスクリームやプリン・・・カスタードクリームに使います。
これを発酵熟成させると・・・あの芳醇な香りを放つバニラ(バニラビーンズ)ができます。
このままでは全然匂いません。
下のこの写真見て何だかわかった人は、かなりの植物好きか・・・毒草マニア?
キョウチクトウ科と聞いて・・・もしやっ!と思った方はかなりのマニアと思います。
小さな鉢植えに、地味な花・・・みんな気が付かずこの前を通り過ぎてゆきます。
特徴的な長いねじれた花弁を持ち、実際に咲いているのは初めて見ました。 めちゃくちゃ感動です・・・
ストロファンツス(Strophanthus)「ねじれたヒモと花」という学名を持つこの花は、この後不気味な種に結実します。
水牛の角と呼ばれる、この果実の中には綿毛に覆われた種が入っています。
あえて詳細は下記ませんが・・・この種子を加工すると狩猟用の矢毒を作る事が出来ます。 この毒は服用しても消化器官からは吸収されない特徴を持っているので、この毒にやられた動物を人が食べても大丈夫です・・・その為アフリカの原住民達が狩猟用の矢毒として使ってました。 毒は非常に強く・・・かすり傷を与えただけでも効きます。
極少量で象など大型動物も数秒で倒す物もあり世界3大有毒植物の一つです。
でも・・・生薬としては、強心剤や利尿剤としての原料にもなる品種もあり、人の役にも立っている物もあります。
基本的に夾竹桃(キョウチクトウ科)の植物は、心臓にガツン効く「強心配糖体」のアルカロイドを含みます。 このキョウチクトウは優れた園芸植物でもありながら、大気汚染にも強く・・・自動車から出る排気ガスの影響も受けにくいので、道路沿いに植えられてます。
しかし伐採した枝を焼却していた煙を吸い込んで中毒を起こしたり、この葉や枝で遊んだ子供が中毒をおこしたりするので注意が必要です。
今日は、バニラのサヤが見れたのと、ストロファンツの花をまじかで観察できたのが一番の収穫でした。
ではでは・・・・
今日は雨が降り出す前に、改装中の名古屋の東山植物園に行ってきました。
東山植物園は「東山動植物園」内にある植物園です。 見事な温室がありますが、現在は改装中で正面にあるドームは鉄骨だけでした。
この植物園は物凄く歴史が古く昭和12年にさかのぼります。 戦時中には、幸いにも名古屋の大空襲にも耐え抜き今に至ります。
平成になってからは重要文化財に指定され・・・・特徴的な形の前館は現在改装され平成32年に再オープンされる予定だそうです。
昭和12年にオープンした当時の貴重な写真です。 かつてはボイラー用の煙突も立っていました。
中心にある建物が改装中の前館部分です。 今は鉄骨の骨組みだけです。
魅力的なのは、マニアの方にとっても、珍しい植物が沢山収蔵されている事です。 中南米温室内はサボテン類が展示され、亜熱帯から熱帯温室には、まるで熱帯雨林に行ったような雰囲気に浸れます。
直径60cmはあると思われるサボテン(金シャチ) 名古屋だから金シャチ?
どうなると・・・このプラスチックの様な凄い棘が出来るのか、ほんと不思議です。
頭のてっぺんには花が咲いた後の種が付いてました。 中心の白い部分はフワフワの綿毛におおわれています。 よく見ると周囲にも小さな株が沢山ありました。 これ30年以上は経っていると思われます。
メキシコ温室です。 ばかでかいアガベがお出迎えしてくれます。
お酒のテキーラを作る「Agave Tequilana Weber, Blue」アガベ・テキラーナ・ウェーバー・ブルーもありました。
日本名でリュウゼツラン(竜舌蘭)と言えばおなじみかもしれません。
実はうちの会社にも誰が植えたか解らない竜舌蘭があります。 花壇にある竜舌蘭もなかなか味があります。
ここからは熱帯の植物温室です。 でかいコウモリラン(ビカクシダ)がお出迎え
貯水葉が魅力的です。
そうそう!!ここには・・・これがあるんです。 例のデカイ実はありませんでしたが、ここで結実した事はあるのかは不明です。
とにかくこの繁殖力・・・凄いです。 もし家に温室があったら欲しいです。
学校の科学クラブの授業でも使った「アルソミトラの種」です。
食虫植物もありました・・・上の写真 たしか?「ネペンテス・ベントコリーサ」だったと思います。
これは別種ですが・・・名札見るの忘れました。f(^_^;)
それにしても・・・大きいです。
最近、人気のエプランツですが・・・凄いです。
さりげなく置いてありましたが、見事なサヤ(蘭の実)を付けてました。 見れて感動した植物の一つです。
さてなんだか解りますか・・・・・アイスクリームやプリン・・・カスタードクリームに使います。
これを発酵熟成させると・・・あの芳醇な香りを放つバニラ(バニラビーンズ)ができます。
このままでは全然匂いません。
下のこの写真見て何だかわかった人は、かなりの植物好きか・・・毒草マニア?
キョウチクトウ科と聞いて・・・もしやっ!と思った方はかなりのマニアと思います。
小さな鉢植えに、地味な花・・・みんな気が付かずこの前を通り過ぎてゆきます。
特徴的な長いねじれた花弁を持ち、実際に咲いているのは初めて見ました。 めちゃくちゃ感動です・・・
ストロファンツス(Strophanthus)「ねじれたヒモと花」という学名を持つこの花は、この後不気味な種に結実します。
水牛の角と呼ばれる、この果実の中には綿毛に覆われた種が入っています。
あえて詳細は下記ませんが・・・この種子を加工すると狩猟用の矢毒を作る事が出来ます。 この毒は服用しても消化器官からは吸収されない特徴を持っているので、この毒にやられた動物を人が食べても大丈夫です・・・その為アフリカの原住民達が狩猟用の矢毒として使ってました。 毒は非常に強く・・・かすり傷を与えただけでも効きます。
極少量で象など大型動物も数秒で倒す物もあり世界3大有毒植物の一つです。
でも・・・生薬としては、強心剤や利尿剤としての原料にもなる品種もあり、人の役にも立っている物もあります。
基本的に夾竹桃(キョウチクトウ科)の植物は、心臓にガツン効く「強心配糖体」のアルカロイドを含みます。 このキョウチクトウは優れた園芸植物でもありながら、大気汚染にも強く・・・自動車から出る排気ガスの影響も受けにくいので、道路沿いに植えられてます。
しかし伐採した枝を焼却していた煙を吸い込んで中毒を起こしたり、この葉や枝で遊んだ子供が中毒をおこしたりするので注意が必要です。
今日は、バニラのサヤが見れたのと、ストロファンツの花をまじかで観察できたのが一番の収穫でした。
ではでは・・・・