小学校の科学クラブの講師活動 石膏の卵つくり | 23:29 |
気候も過ごしやすくなって・・・というより朝は寒いくらいに冷え込みましたね。
本日は有給を取得して、仕事はお休み・・・
地元小学校で行っている科学クラブの講師をしてきました。
やってみると意外と人気ある今日のネタ・・・
石膏を使って内部が中空の卵モドキを作る授業です。
石膏は水と所定量を混合してしばらくすると硬化して固まります。
「水風船」という小さな風船に石膏を入れて、それが硬化するまでうまく風船の内側に付着させコーティングすることで
そのまま硬化させると、内部が中空になった卵のような物が完成します。
単純なんだけど、出来上がった時の達成感が半端無いらしいです!!
石膏を測り取ります
混合する水も測ります。
この時点ではさほどテンションが上がりませんが、完成品ができてそれを見ると子供たちのテンションはマックスになります。
低学年の4年生が作業する様子を高学年の6年生のお兄ちゃんやお姉ちゃんが優しく見守ってくれます。
このあと外に出て、溶かした石膏の液を空気と一緒に水風船の中に流し込みます。
流し込んだ後、手首をクルクル回しながら、風船の内部に石膏の液をまんべんなくコーティングしながら硬化するのを待ちます。
実はこの実験、大きなプラスチックの角型タンク容器などを成形する「回転成形」という方法と同じ事をするので、そのような日常にあふれているモノの作り方を含めて、子供たちに勉強をしてもらいます。
まんべんなくコーティングがうまくいかないと、上の写真の様に一部分が薄くなって、風船を割ったと時に石膏の部分も割れてしまいます。
うまくできると歓声が上がります。うまくできた友達のモノを見ると子供たちのテンションは最高になります。
そして、この子供たちの「嬉しそうな最高の笑顔」を見れるのが、私にとってこの講師ボランティアの「最高の場所」なんです。
私はこの講師を8年以上やっていますが・・・
街や地元のスーパーなどで、「Lime(実際は本名)先生!」とかつての教え子に声を掛けられることがたまにあります。
大人びた彼らを見ても、私の方が思い出せないもどかしさがあるのだが・・・
「石膏の卵まだ持っているよ!」と言ってくれた、かつての面影が残る高校生になった学生さん・・・
「今でも科学クラブの先生やってるの!」「また作ってみたいよ!」と言ってくれた。
なんかすごく感動!! 「液体窒素のアイスクリームも絶対忘れられない!味だった」と言ってくれた。
こういう声を聞くと、モチベーションが上がりますね。
ではでは・・・