Lime JuiceLimeの活動日記
アウトドア・鉱物採集・鉱山探索・自然観察・廃墟・ガラクタ収集、その他なんでもあります。

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滋賀県某所に探索 02:26
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    蒸し暑い日が続きますね。

    今日は海の日・・・こんないい日が続いてても梅雨明けはまだ先みたいです。

    7月15日の記事

    道路を自動車で走っていると、一瞬で通りすぎてゆくちょっと気になる場所、高速道路だと引き返すこともままならず、次のICで降りる判断力や勇気?もなく急いで地図にプロットする。

    そして、しばらくするとそのこと自体を忘れてしまう・・・

    今回はそんな場所を思い出して、現地確認のドライブに出かけた。

     

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    まずは1か所目、ここは花崗岩の山の斜面を掘削した場所・・・

    しかし見事に何もなし・・・岩質も全く違い・・・的外れも通り越してただの勘違い・・・

    では次の場所へ・・・

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    今度はこんな場所・・・岩質は花崗岩でよかった(笑)

    広い場所に沢山の石英が散らばっていた。

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    バリバリの炎天下の中、暑さを忘れて探索決行・・・

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    道路から見えた工事の時は、地肌丸見えの場所でしたが、夏草の勢いがすごいです。

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    旺盛なクズがはびこりだしては、あと数年で草ぼうぼうになる事間違いなし・・・そうなる前に・・・

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    ペグマタイトの大きな塊が散乱する場所に突入

    それでもめぼしいものが見つからず、「出ない無い!という事が確認できればいい」これも探索の醍醐味

    獣の足跡が沢山あるということは、人が出入りしていない証拠? 

    期待したがここもダメ・・・

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    草が少なくまだまだ工事の痕跡が残る場所へ移動

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    石英が沢山散らばっている。

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    日差しがマサ土に反射してじりじり痛いくらい。

    真っ白な石英がキラキラ映えますね!

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    過去にも工事現場で、このように石英が落ちていると確認できた場所には、いままで必ず何か出てくるので期待したが・・・

    難しいかも・・・

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    透明な石英片は沢山落ちてました。

    一部、結晶面があり・・・

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    完全結晶はなし・・・

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    樹の根が散乱した場所、まとまって石英が落ちている。

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    あきらめて帰ろうとしたときに息子が水晶の完全品を発見! しかし透明感は良くない・・・

    「こうなると帰れなくなる・・・」ほんとだ・・・

    しかし私が暑さにやられてバテバテ状態・・・さぁ帰ろう・・・

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    琵琶湖に沈む夕陽を見ながら、湖岸道路を車で走った。

    次の日は楽しみにしていた採集がある。 またみんなに会える・・・いい天気に恵まれることを祈って・・・

     

    ではでは・・・

     

     

    | 鉱物採集 | comments(0) | - | posted by Lime (ライム)
    書籍 10:37
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      季節は一段と夏に近づきつつあり・・・、日本列島は梅雨の湿舌に舐めまわされています。蒸し暑い梅雨空が、まだあと少し続きます。

       

      これだけ暑いと鉱物採集や、ものづくり作業はやってられません・・・先日も大切にしている旋盤のベースに垂らした汗が、丸い錆び跡を作っていました。早速掃除をして油をひきなおしました。 

      汗はいがいにも塩分を含んでいるので、汗が触れた鉄材は錆を誘発してしまいます。 気を付けないといけません。

       

      これだけ塩分などミネラル分が抜けているので、体は脱水だけでなくミネラル不足に陥ります。 人間の身体は色々な電解質を基に神経伝達をつかさどっていますので、このような電解質(ミネラル)分が抜けてしまったり、脱水により異常に濃くなると身体機能が維持できなくなってしまいます。 これが熱中症でももっとも危険な状態です。

      呑んだ水分は急には補充できないので、こまめに水分を取って気を付けるのが一番です。 そして汗が蒸散しやすい服装で体に熱がこもらなくするのも大切と言われています。

       

      こんな日はクーラーの効いた場所で読書をするのが一番・・・久しぶりにまったりと自宅で過ごしました。

       

      鉱物を求めて山に入ると、地質などはもちろん、知っておかなくてはいけない事がいろいろあります。 私たちの場合特に谷や沢に直接アプローチすることが多いので、近くの住民や猟師さんに教えてもらった谷の名前と、行きたい所の谷の場所が合っているかが重要なファクターになることが有ります。

      そこそこ大きな山や、目立った三角点があるような頂きでは、地図には山の名前が載っている場合が多いのですが、中級レベル以下の谷や沢には、通称や字名が付けられているだけで、大きな地図にはそんな表記はされていません。 近くの村の方達だけで通用するような通称で呼ばれていたりと、日本全国にはそんな場所がまだまだ沢山あります。

       

      なので、猟師さんに「○○山にあるハンザキ川では大きな紫水晶が何本も出たぞ・・・この谷に行けばまだあると思う・・・」と言われても、その山の頂からは40余りにも超える沢筋があって、1本当たりの沢に対して、無名の谷が20本以上あるとなると、多分見つけるのは不可能です。

      地元の者でない私たちからは、それのどれが目的の沢になるか、まったく見当が付かない事が良くあります。

       

      こういった事に備えて、その産地に調査に行く際は、あらかじめ地誌などで谷や沢の名前を検索しておく必要があります。 そして購入した地図には、大きな流れのある谷や沢にしか、水色の河川が描かれていませんので、地図上で説明してもらう為にも、谷と稜線を色分けして記入しておくことで、一度の聞き取りでより確かな情報を入手できることを心掛ける必要があります。

      私は、紙地図派で国土基本図となる国土地理院の地図を昔から愛用してますので、現地調査の際は、等高線を見ながら青色の色鉛筆で谷筋を入れる作業から入ります。

      そうした上で地質図とマッピングして大体の情報を書き入れてから、聞き取り調査に向かいます。

      そうそうこの時に役に立つのが、100円均一で老眼鏡を購入しておきます。度数の違う種類を3種類程度あればいいです。

      教えて頂ける方のご自宅に訪問する際は、普段かけの老眼鏡を持たれているのでいいのですが、畑作業や山でバッタリと合った方々に聞き取り調査する際に、地図を見てもらうと皆さんご高齢の方が多いので地図を見にくそうに見ている姿が辛そうなので、簡単にお貸しできる物を持っていると役立ちます。 

      こちらのどうしても探したいという気持ちも相手に通じ・・・「お兄ちゃん準備いいなぁ〜」と話が弾み、一気にお互いの気持ちが近づきます。

      些細なきっかけで、帰りに野菜を持たせてもらったりと、そんなつながりがある方は今まで何人もいます・・・結局この方が早道でいい結果に結びつく事が多いので、鉱物採集という趣味はほんと不思議なもんです。

       

      そんな些細なきっかけから、いつも相談したり仲良くさせて頂いている、ブロ友さんマホガニーなDailyさんにも採集のヒントになるような書籍をお借りすることが出来ました。これ↓

      こんなマニアックな本を持っていると言うだけで、マホガニーさん達の採集スタンスが、かなりの物だと察しがつきます。

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      現在調査中の三重県の鈴鹿方面にも素晴らしい鉱山跡や産地があります。 しかしここのどれも山奥の場所にあり、地元の方しか知らないような谷の名前が出てくる場所もあって、そんなヒントを得るために困っていたところに助け船を頂きました。

      藪山は勿論、あまり名前の知られていない谷なども書いてあり、とても参考になりますが、基本的に登山の紀行記なので鉱物の産地が書いてあるわけではありません、早とちりして購入しないようにしてください(笑)

      私にとってはとても面白い本でしたので、まだメモを取っていないところがあるので、もう少し借りしておきたいと思います。

       

      書籍と言えば、現在の鉱物関係の本は図鑑が主流です。 一昔にあった産地紹介本は色々と問題があって無くなりつつあります。

      しかし学術的な解説本はたまに出版されますので、定期的に本屋を廻ると面白い発見があっていいです。

      この本も最近図書館で見つけた物・・・自分のツボにはまってもう3日も延滞中・・・近日中には返さないといけません。(笑)

      紙魚(シミ)が本に穴をあけるがごとく、一字一句読み込みたいので、購入も考えながら読んでます。

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      私は本屋で立ち読みしてから購入する場合と、このようにと図書館で見つけてくるような場合もあります。気に入れば購入する場合が大きいですね・・・実は私は「本のムシで・・・」若いころから読書は大好き・・・それも鉱物以上の保有欲求があるのが困りもの・・・自分専用の書庫には今でも昔購入した文庫本や沢山の古い雑誌などが集めてありますが、興味の無い方から見ればただリサイクル紙が詰まれているような状況です。(笑)

      なので紙地図にこだわることも理解して頂けると思います。(笑)

       

      本好きが好じて、次に生まれ変わったら多分こいつになるかもしれません・・・紙魚(シミ)

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      生まれながらにして、パールマイカ塗装をまとっているちょっとしゃれたヤツ! パール塗装は車だと別途オプション設定なのですが・・・(笑)

       

      特にヤマトシミは日本固有種・・・古い紙をかじるだけなので、人間には悪さをしません・・・貴重な存在なので、見つけてもいじめないでください。 俗には文豪の生まれ変わりと言われてます。 

      別名は雲母虫(きらら虫・きら虫とも呼ばれる場合もあります。)「夏の季語」でも登場する結構な立場(笑)

      雲母は「きらら」と言われますよね・・・この虫も体に白雲母のような鱗片を持っているかわいいやつなんです。

      何となく鉱物とかぶる通称も素敵です・・・

       

      ではでは・・・

       

       

      | 鉱物採集 | comments(4) | - | posted by Lime (ライム)
      棚機(たなばた) 笹の節供 16:26
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        北九州地方で大雨による甚大な災害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

         

        今日は七夕である。

        梅雨前線が、下降して私たちが住む東海地方には、移動性の高気圧が掛かり、梅雨時期とは思えないようなカラッとした空気に包まれていました。 でも気温は上がるそうです。

        巷には「笹の節供」とも言いますが・・・笹と言えば山に行くと遭遇する背丈以上の熊笹は、行く手を阻むまさに天然の要塞です。

        ザックに掛けた小物類は、とりあえずしまっておかないと、ことごとく笹の”おいはぎ”に獲られてしまいます。

        昔突入した熊笹地帯では、それこそクマよけの鈴でさえ取られてしまい、クマに遭遇するかとヒヤヒヤした思いで、笹を漕いだ思い出が懐かしいです。とにかく方向も見失いやすく危険な場所です。

         

        さてこのまま晴れれば、星の川を渡って二人は会えそうですね!

        空気が澄んでいるので、本来なら天の川も見えるかもしれませんが、今日は残念ながら月齢が13で、月輝面が94.2%もあるので、月の光に眩惑されてしまいそうで、天の川が映える”ダークな夜”にはなりそうにはありません・・・

         

        なので、石の天の川でも楽しんでもらえるように写真をアップしました・・・

         

        まず本題に入る前の、いつもの長い薀蓄から・・・

         

        鉱物採集や鉱物を勉強していると、鉱物が紫外線で光る事は意外と知っている事実ですよね 蛍石の蛍光などは有名

        でも鉱物の蛍光を確認するのは、紫外線の波長が大切で・・・通常のブラッライトでは光らない物も有る事は案外知られていません・・・

        なので・・・DIYで作ったUVランプや、ネットで格安の物では鉱物が光らなくて無用の長物となった経験者は多いのではないだろうか?

         

        そして注意が必要なのは、紫外線には潜在的な危険性があって、波長が短くなればなるほど、人体の皮膚、特に気を付けなければならないのは目への影響があります。

        なので、単純なブラックライトでも、人体に有害な短い波長が含まれているので、まったく危険性が無いとは言いきれません。

         

        人体では皮膚などは直接浴びないようにしたほうが無難です 特に目での直視や照射物からの反射光線なども場合によっては危険なので、UVカットのあるメガネをかけた方がいいです。 顕微鏡やルーペで拡大しながら照射させる行為はとても危険で、禁忌行為なので覚えて置いて欲しいです。

        特にUV-Cの短波紫外線は波長が短いため、対象物の奥深く侵入します。 床屋にある殺菌ランプ(透明なガラス管状の蛍光灯)などは、その波長の浸透力を利用して生物の細胞をズタズタに切り裂き死滅させることで、殺菌性を付加しています。

         

        床屋などで見かける殺菌ボックスは、通常は容器の中で、有害な波長の紫外線が外に出てこないような、色のついたガラス版越しに見る事が出来ますが、ランプが裸の場合は、昼間は薄く水色に輝いているだけなので、視認性が悪く点灯しているか判断しにくい事もあり、余計な暴露をしてしまう危険性がありますので、おおわれていない物を点灯させる場合は特に注意が必要です。

         

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        因みにこの短波紫外線を効果的に使用した「鳩の糞害」を防止する”ダークなマシン”があります。(私はこういうの大好きですが・・・)

        この機械は、鳩が集まる場所にセットして使われます。管理されていない野鳩の糞には、紫外線とは比較にならないほどの危険な病原菌が含まれてますので、集まった場所はとても不衛生な環境になります。

        この”ダーク”なボックスは・・・

        前面がマジックミラーで構成されていて、その奥に強力なUVランプが点灯しています。 マジックミラー越しでは、内部のUVランプは点灯しているのは、外からは確認できませんが、このマジックミラーからは強力な紫外線がバンバン出ています。

        鳩はクソバカなので、置かれた装置に慣れてくるとミラーに映る自分の姿を仲間と思い込み、安心して覗きこんだり近くに居座ったりしているうちに、強力な紫外線に目を焼かれてしまうわけです。

        そうすると、視力がどんどん落ちて、周辺の認識力が悪くなり、捕食されたり飛べなくなったりして、自然に数が減ってゆくと言ういシステムです。 鳩は有害な細菌を持った糞をそこらじゅうにします。「平和の鳥」と言う傘に守られた立場なので、簡単には捕獲したり殺したりできませんが、この装置を利用すれば、誰かが手を汚すことなく、まさに自然淘汰を偽装しながら、静かに駆除できる素晴らしい装置なんです。

         

        良く似た物で、こちらは人間用です。

        戦場で使われる双眼鏡やスコープのトラップもあります。 敵がわざと忘れたように置いてある、デジタルの距離表示がついた見た目、高性能な双眼鏡なんですが、実は双眼鏡の中に強力な紫外線レーザーが巧妙に仕込んであるんです。 これを知らずに使うと、一瞬で角膜と網膜までもが焼かれて、水晶体は徐々に白濁してゆき、白内障になってゆきます。 覗いた時は痛みもありませんが、しばらくすると目に異常が出て最終的には失明させるという、とんでもない代物が開発されて使われていました。 まぁこういう敵の罠にはまらないためには「鹵獲品は使わない」を厳守する事が重要なんですが・・・

        簡単に生み出せる高エネルギーな物なので、こういった”ダーク”な利用法もあるという事です。

        因みに溶接のアーク光で目を焼くようなもんです。あれもかなりヤバイです。 あと雷が近くに落ちたり、高圧の電線をショートさせてしまい、強いスパーク光を浴びた人も、失明の危険性があります。

         

        まぁこいつもナイフみたいなもんで、危険性を知ったうえで使えば面白い物なんです。ただ怖がるだけでは科学は進歩しません。

        ぜひ皆さんも紫外線と戯れてくれれば、楽しい鉱物ライフを送れる事は間違いないです。

         

        余談の余談・・・

        実は私の住む地方で、ぼろい社宅があったんですが、1階は作業場と重機の駐車場になってました。 遠目で見てもいつもすごい数の鳩が屋根や工場の周りにとまっていて、やばい感じがハンパ無かったんですが、ある日から鳩の数が減ってそのうち全くいなくなりました。たまたま近くの人に話を聞くと、会社が雇った中国人がここに住み、食材として全部食べてしまったらしいです。

        さすが中国人!上手くいくと下手な駆除機械より効率よく働くかもしれません・・・感無量・・・「4つ足ならテーブル以外何でも食らう」と言われている、4000年の歴史を持った大国には「平和の象徴だろうが、所詮2本足の食材」ひとたまりもありませんでした・・・(笑)

         

        で・・・織り姫様と彦星様の話なんかはどうでもよくなったので・・・(笑)

        なんで棚機(たなばた)なのかは勝手に調べてください。

        さっさと観察に取り掛かります。

         

        まずはじめは・・・岐阜の恵那の石切り場で採集した長石の結晶

        片手に乗るくらいの大きさの物

        IMGP1339.JPG

        正面に黒水晶が埋没しています。

        IMGP1340.JPG

        それをちょっと角度を変えて・・・365nm長波紫外線(UV-A)を照射します。

        この照射器は超強力なので遠くから照射できるのがいいです。

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        分析の結果SiO2に微量のウランが含まれていました。たぶん玉滴石だと思います。

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        もう一つの照射器は殺菌ランプの253.7nm短波長から、ダイクロイック・フィルターと波長分光フィルターにて、ほぼ可視光領域を除去、波長分光して254nmに強度ピークを持つ短波紫外線(UV-C;深紫外線)を取り出し照射します。

        部屋を真っ暗にしなくても、照射エネルギーが強力なので明らかな、緑色の蛍光発光を認める事が可能です。

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        電気を消せば、鋭い蛍光を示して一部残光(燐光)をしました。 励起エネルギーが半端ないんですね・・・

        ウランが入っている場合は、通常のブラックライトでも判別が可能です。

        あえて短波長を使わなくても、長波長の400nmのランプでも蛍光を認めれる場合が多いです。

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        こちらは短波で照射、中波長では蛍光の色合いが多少違う事も興味深いです。(なぜかは不明・・・私の勉強不足です)

        輝度の差もあります。

        励起エネルギーの差、もしかすると波長の違いで蛍光発色が異なる物が入っている可能性も考えられるのでしょうか?

        IMGP1353.JPG

        こちらも岐阜県恵那蛭川産の黒水晶と曹長石 艶がある水晶なのに一部が白色のキラキラした結晶に汚染されていました。

        でもこれはこれで、面白い結果に・・・

        IMGP1356.JPG

        紫外線ランプで蛍光が確認され、こちらも玉滴石でした。

        IMGP1358.JPG

        この鉱石は洞戸村のスカルン地帯「恵比須鉱山」で採取した、直径15cm程度の重量感ある標本です

        いぶし銀に輝く部分が閃亜鉛鉱で、白色部分がカルサイト結晶

        長波紫外線では蛍光反応は一切しませんでしたが、短波紫外線で見事な天の川が見れました。(ちょっと大げさ)

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        閃亜鉛の結晶と、カルサイトの結晶境界部分に254nmの短波紫外線のみに反応

        現在のところ鉱物種は不明ですが、蛍石なら長波紫外線でも光るので、蛍石ではなさそう

        灰重石かも? かなり半信半疑もっと灰重石なら、もっと白色に近い蛍光発色をするがそれほどでもない・・・どちらかというと深青色蛍光に近い。

        IMGP1362.JPG

        部屋の明かりを消して、同条件で撮影した物・・・(多少拡大してありますが、向きは同じ方向)

        IMGP1361.JPG

        部分的に拡大した写真(ピンボケすみません!!)

        どちらかと言うと、カルサイト部分に蛍光を有する鉱染部がある事が確認できる。 

        自然光で確認しても、カルサイト部分との差異が不明で同じ白色まま、確認できなくサンプリングできない・・・サンプリングでき次第分析をかけてみたいと思っています。

         

        多分これ↓ 非行石?? 「いつもシータを真っ黒な坑道に連れ出してハムエッグ・ランチをしてるパズー、かなりの不純異性交遊少年・・・まさしく飛行少年」

        飛行石.jpg

        かなり無理あり・・・暑くて壊れました・・・

         

        では次は気を取り直して・・・

        IMGP1363.JPG

        あのお騒がせした・・・「笠ヶ岳鉱山」で採取した閃亜鉛鉱の鉱石

        長手方向が18cm程度の重たい原石

        白色部分はカルサイトで同定済み・・・この部分に紫外線を照射

        365nm長波紫外線ではうっすらとピンクに蛍光発色したのが、254nm短波紫外線ではピンクを越して朱色からオレンジに近い蛍光を示しました。

         

        IMGP1364.JPG

        薄明かりの中でもはっきりと解る蛍光反応が出ました。

        カルサイトに・・・金属イオンがドープされている可能性があります。

        よくあるマンガン・イオンかもしれません。

         

        かなり無理やり七夕と結びつけましたが、楽しんでいただけたでしょうか?

        本日はここまで・・・蛍光反応示す鉱物はまだ持ってますので、後日、第2弾を考えています。

        お楽しみに・・・

        この東海地方では、織り姫さんと彦星はなんとか会う事が出来そうですね・・・

         

        長い記事でしたが、最後まで読んで頂きまして感謝です。

         

        ではでは・・・

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