Lime JuiceLimeの活動日記
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カルサイトの結晶 紫外線による蛍光反応 13:43
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    ※表題の誤字修正

    暖かい日が続き、花粉の影響で鼻水が止まらない・・・仕事中でも構わなく、油断していると鼻水が垂れてくる・・・ほんと、この時期ならではの汚いおっさんの絵がそこにはある。

    何度も鼻をかんでいると、鼻の下が荒れてこれまた痛くなってしまう、それを防止するためにひそかに鼻にテッシュペーパーで作った栓を混んでいる人が、この時期には何人もいると思う・・・私もその一人だ・・・

    多少息苦しさも感じられるが、いいおっさんが鼻水たらすよりは多少ましではあるが、はたから見るとかなり間抜けな絵になっていると思うが、自分ではわからないのでいい事にしている・・・(笑) 先日はうっかりそのまま電話に出てしまい、あまりの鼻声に・・・風邪ひかれましたか?と聞き返されてしまった・・・(笑) ホント!テレビ電話でなく良かった・・・

    今日から、天気が悪くなる・・・結構な寒冷前線が日本を通過する、これでそこらじゅうにある花粉もちょっとは洗い流されて・・・少しは快適になることを期待したいなぁ・・・と思っている。

     

    先日、花粉はUVライトで光るかと思い照射してみたら、全く光らなかった。 わざわざ蛍光顕微鏡まで動員したがすべての波長でもスギ花粉は蛍光しない・・・花粉ネタで仕込んでいた折角の前ふりが台無しになったので、先日合同採集した時に、同じガマから採取された、大きなカルサイトの結晶に紫外線を当ててみた。

    ここの物は鉄分の関係で黄色から茶色に色ついているのが特徴で、見る人が見れば産地は容易に推測できる。

    これに紫外線を照射すると・・・

    表面に皮膜状についている何かは、青い蛍光を呈し、カルサイト結晶の内側から見事な赤い蛍光が現れた。

    透明度が高い部分に、赤色蛍光が強く現れるのはなぜか知らないが、この写真で見るより肉眼で見る方が、もっと燃えるような赤色が出ていてとても見事であった。

     

    実はこれを800℃以上の高温で、脱炭酸すると、お菓子などに使われている乾燥材の酸化カルシウム(生石灰)になるのだが、それに水を加えて、消化することで得られる、水酸化カルシウム(消石灰)も含め、このように処理されたものは蛍光しない事がい多い、出来上がった水酸化カルシウム(消石灰)を水に溶解して得られる懸濁液に、炭酸ガスを吹き込むことで、再びカルサイト(炭酸カルシウム)に戻すことは可能であるが、その場合も紫外線を当てても、やはり蛍光することはない。

    多分、この結晶が出来上がった過程で、何らかの反応が起きていて、カルサイトの結晶格子の中にドープされた希土類の影響や、きわめて特殊な還元雰囲気などにより、このような蛍光反応を得ていると思われます。

    やっぱり自然が偶然に作った物は素晴らしい物が多いですね・・・

     

    ではでは・・・

     

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